【気をつけて！】タイヤ爆発に静電気発火、ガソリンスタンドに潜む危険

滋賀県の国道沿いにあるガソリンスタンドで22日、店員の男性が亡くなるという痛ましい事故が起こりました。

事故の原因は、タイヤの爆発。

男性が大型トラックのタイヤに空気を入れる作業をしていたところ突然タイヤが破裂し、この衝撃で胸の奥にある動脈が破裂したのが死因とみられています。
 

タイヤのサイズが大きいほど、破裂したときの衝撃は大きくなります。

この事故で破裂したタイヤの直径は、およそ80センチ。

これと同等のタイヤが破裂した時の衝撃を調べる実験動画がありました。

タイヤを囲む柵がなかったら、間違いなくホイールが吹っ飛んでいます。

そこに人がいたら・・と思うと、ゾッとしますね。

普通車のタイヤはこれより小さいとはいえ、かなりの衝撃があることに違いはありません。

空気を入れながら話をしていて、つい入れすぎてしまうことのないようご注意を。
 

ガソリンスタンドで起こる可能性のある事故は、まだあります。

静電気による発火事故です。

ガソリンは灯油の比にならないほど引火性が高く、この動画のように静電気で起こる火花や、携帯電話の中にあるモーター部分に出る火花に気化したガソリンが引火した事故の例があります。

頻繁に起こる事故ではないとはいえ、十分な注意が必要なことは間違いありません。