【DQ乙】夫君の育った家に入れて幸せ♪と思っていたら甘かった…

ウト「嫁子（いきなり呼び捨て）。あんたは○○家の嫁になったんだから、これからは心して○○家に尽くしてもらいたい。トメ子にいろいろ習って、我が家に早くなじむように」

トメ「今までとは何事も考えを改めて、息子君に尽くしなさい。一歩下がって主人についていくのが女の道です」
 

コウト、コトメは無言でニヤニヤ。
コウト嫁もうつむいたまま無言。

｢何言ってるんだ｣｢そんなご大層な家じゃないだろう｣と夫が制止するも、旦那は末っ子なのでぶっちぎられてた。
 

結婚前はとてもフレンドリーでユニークな義家族だったので、私は｢これはコント形式の歓迎会に違いない！｣と脳内変換。
これは何か返さなければ、と思い、

「嫁イビリファイト！カーン！ってことですね。♪チャーッチャ チャーッチャ チャッチャ チャッチャ チャ♪」
と日テレのスポーツ番組の曲を歌い、

「いやー色々趣向を凝らしてくれて、ありがとうございます！実は私こういうのあこがれてたんですよね！♪チャララチャラララララ～」
と渡鬼テーマソングを歌った。
 

すると、ウト・コウトは激怒。
トメ・コトメも大声で私を罵り始め、ようやく｢あ、コントじゃなかったんだ｣と気付いた。

「ごめんなさい。私、こういうのぜんっぜんダメなんです。こういうのが好きなお家だったら最初から言ってくれたら良かったのに。｣

そして夫に

｢ゴメン。こういうのが好きとは知らなかったし、ちょっと私の思ってた結婚とは違うみたい。別の人見つけて。本当にゴメン。実家の親には私から言っとくから」

とそそくさと義実家を出て自宅に戻り、ホテルにいた両親に報告。
 

両親が烈火のごとく怒り始めたのを見て、｢なんかこれってリアル渡鬼？｣とひとりでワクテカしていた私。

幸い離婚もせず、義実家とはほぼ没交渉で現在に至ってますが、世間知らずのDQだったと、今思えば恥ずかしい。。orz